バナー広告はクリック率が高いがGoogleのSEOにはマイナス
アフィリエイト広告を掲載する際に、テキスト広告にするのかバナー広告にするのかという事で悩む方も多いと思います。アフィリエイトに対して良い気持ちを抱かない読者も多いので、テキスト広告の方がクリック率が高くなる傾向があるのですが、バナー広告も使い方によっては大きな効果を発揮します。
バナーをベタベタと沢山貼るのはNGですが、ヘッダーやサイドバー、フッターなどに貼る事でブログのデザインを華やかにする効果があります。数や貼る広告の種類には気をつけなければいけませんが、テキスト重視で構成されたブログの場合、バナーがアクセントにもなります。
デザインはバランスが大切ですので、イメージが多すぎてもテキストが多すぎても駄目なのです。
バナー広告を使うときの注意点
- 大きすぎるものは避ける
- 貼りすぎに注意する
- デザインを損なうものは使わない
- 全ての記事で使用しない
- パンダアップデートに注意
- ページレイアウトアルゴリズムに注意
全ての記事の最初や最後に同じバナー広告を貼っているブログも多いですよね。作業的にはその方が楽になりますが、記事内容と関係のない広告を貼っても意味がありません。サイトテーマと合致する広告であればまだ良いのですが、報酬率や売れ筋商品という事で、全ての記事に掲載するのはやめた方が良いでしょう。
ヘッダーやサイドバーなどのブログのテンプレート部分に、バナーを貼る事で全ての記事で表示される事になりますので、その部分に貼る広告については、慎重に選ばなければなりません。
Google アドセンスの場合、イメージ広告の方がクリック単価が高いので、サイドバーではイメージ広告を使っているブログも多いのですが、クリック単価が高くてもクリック率は低くなりますし、サイトテーマと関係のない広告が表示される可能性が高まりますので、しっかりとクリック率などを調査して、低いようであればテキストに変更したりローテーションに変更する必要も出てくるでしょう。
Googleのパンダアップデートの問題
バナー広告を掲載する時にSEOの観点から注意したいのが、広告過多やページの中心が広告になることです。
2012年7月に日本にもパンダアップデートが導入されましたが、パンダアップデートによって、低品質なページの評価が下げられる傾向にあります。低品質なページにはアフィリエイト広告が沢山貼ってあるサイトや、ページのメインコンテンツがなく広告中心になっているページが含まれます。
パンダがやっかいな所は、ページの評価がサイト全体の評価に影響を与えるという事です。低品質ページが多い場合には、サイト全体の質が低いと判断され、大幅に検索順位やアクセス数が下がることになるでしょう。
アフィリエイトサイトのパンダ対策としては、アフィリエイト広告は特定のページにしか貼らないようにしたり、ページごとにコンテンツをしっかり作ることが重要です。アフィリエイトサイトは評価が下げられると思っている人も多いのですが、そういうわけではありません。
アフィリエイトサイトは、ユーザーのことを考えていない商品を売ることだけを考えたサイトが多いので、Googleも評価しない事が多いのです。ユーザーにとって広告主やメーカーサイトに行った方がいい状態であれば、アフィリエイトサイトを上位表示する理由がありませんよね。
アフィリエイトサイトでは品質管理がとても大切になってきます。パンダアップデートは、ユーザーのためのサイト作りを心がければ回避する事ができますので、商品を売りたいのは山々ですが、それよりもまずは、有益な情報発信を行いましょう。
ページレイアウト分析アルゴリズム
パンダアップデートと同じぐらい重要なのが、ページレイアウト分析アルゴリズムです。パンダの一部とも言えるのですが、最近のGoogleは、ページを視覚的に分析し、そのページが作られた目的を見極めます。
ファーストビューと言われる、ホームページを開いた時に最初に表示されるエリアに、サイトコンテンツが全くなかったら、そのサイトの評価が下げられてしまう可能性があります。ファーストビューに広告を配置するのはそれだけでリスクを伴います。
CSSを使えば、ソース上は広告を下部に持ってくることができますが、レイアウトを見られてしまえば広告が上部にあることがすぐにわかります。どうやってGoogleがそのイメージリンクを広告と判断しているのかはわかりませんが、サイト上部に広告を載せるのはやめた方が良いでしょう。
また、コンテンツ部分の最後にバナーを沢山並べているサイトも多いと思いますが、これも危険かもしれません。ページ全体で見た時に、どれだけそのページのオリジナルコンテンツがあるのかという事が重要になってきます。
パンダとレイアウトアルゴによって、アフィリエイトサイトを作る際に気をつけなければいけない事が増えたのですが、最終的にそれがユーザーのためを思ったサイト作りになりますので、SEOだけではなく、ユーザーの事を考えたサイト作りを心がけましょう。
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