URL変更後は301リダイレクトでリンク評価を引き継ぐ
先日、当サイト内のページのURLを変更しました。変更した理由は、完全にSEO目的というかSEO目的です。
http://rensabanet.com/x-server/というページでは、「エックスサーバー」というキーワードで上位表示を狙っていたのですが、中古ドメインサテライトからリンクを張りすぎたせいか、インデックスは残っているものの全てのキーワードの順位が1000位圏外にすっ飛んでいってしまいました。
リンクを張るのと同時にページの修正やtitleタグ変更を行なっており、Googleの再評価期間で一時的にすっ飛んでいた可能性もあるのですが、40日経過しても一向に順位が戻って来なかったので、Googleからの鉄槌と判断しました。最近は本当に、人工的なリンク構築に対するGoogleの目が厳しくなっていると感じます。
リンク元のアンカーテキストを修正したり、リンク自体を削除することも考えたのですが、ペナルティ回避のためにサイト内部でURL変更+301リダイレクトというのを実践したことがなかったので、良い機会だと思いやってみることにしました。
301リダイレクトによりリンクジュースを受け渡す
SEOについて良くわからない人に説明しておくと、301リダイレクトにより旧URLから新URLへジャンプさせると旧URLが受けたリンク評価を新URLに受け渡すことができます。100%受け渡すわけではないのですが、内部で行う301については100%という話もあります。
リダイレクトは基本的には負の遺産は引き継がないと言われており、Googleからペナルティを受けていたサイト(ページ)の場合、リンク評価のプラス部分だけを引き継ぐので、再び上位表示される可能性があります。
ただ、最近は301リダイレクトでペナルティは回避できないという話も増えてきており、以前のような甘い状況ではないのですが、テストの意味も込めてやってみることにしました。
.htaccessによる301リダイレクトの方法
最も一般的な301リダイレクト方法である.htaccessを使ったやり方をご紹介します。今回私もこの方法を使ってリダイレクトしています。また、WordPressサイトの301リダイレクトについてはRedirectionというプラグインを使うのも便利です。
.htaccessファイルを作成する
.htaccessを使用していない場合には、まずは.htaccessファイルを作成します。メモ帳などのテキストeエディタで「.htaccess.txt」というファイルを作成し、以下のように記述します。
Redirect 301 /x-server/ http://rensabanet.com/xserver-p/
今回当サイトで行ったURLで説明していきますが、始めに記述するのが旧URLで、ドメイン名を抜いた残りのURLを指定します。続いて、半角スペースを空けて、絶対URLで新URLを指定します。既に、.htaccessを作成していた場合には、最後にでも追記しておいてください。
.htaccessファイルが完成したら、サーバーのルートディレクトリ(トップ)にアップし、.htaccess.txtの「.txt」を削除します。
以上で作業は完了となります。
301リダイレクトされているかチェックする
設定後は必ず、しっかり301リダイレクトされているのかをチェックするようにしましょう。チェックツールはいくつかあるのですが、VHRRHが手軽で便利です。
旧URLを入力し、Submitをクリックし、HTTP Response HeaderのStatusが301になっていればOKです。念のためLocation:に書かれている新URLに間違いがないかを確認しておきます。
以上で、301リダイレクト設定が全て完了となります。例えペナルティを回避できたとしても、サイト自体に問題があれば再びGoogleから鉄槌が下される可能性もあります。まずは問題解決が先ですが、何をやってもダメな場合には試してみる価値もあると思います。
»Googleのペナルティ回避の為にドメイン移転+301したサイトのその後
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