WordPressをアップグレードする際に注意する5つの事

先日、WordPress3.2が登場したばかりなのですが、既にWordPress3.2.1がリリースされています。バージョンアップする事で色々な機能が増えるのは良いのですが、これだけ頻繁に行われると、毎回アップグレードしている人は少ないように感じます。

»WordPressの自動アップグレード

WordPressサイトのバージョンを調べてみる

WordPressにはreadme.htmlというファイルがあり、そこにバージョン情報が書かれています。自サイトのバージョンは管理画面で確認する事が出来ますが、他サイトのバージョンをチェックしたい時にこの方法が使えます。

URLの最後にreadme.htmlを追加するとページが表示されます。削除しているサイトやアクセスできないようにしているサイトもあるのですが、意外とそのままアップしているサイトも多いです。私自身も何も気にせずアップしたままにしています。

また、デフォルト状態ではHTMLソースにもバージョン情報が載るようになっており、これもそのままにしているサイトが多いですね。

色々なサイトで確認してみると、このサイトもWordPressだったのかという事が分かると供に、大手サイトでも意外とアップグレードしていない事が分かります。大きなサイトになるとアップグレードする事により不具合が発生する可能性も高まりますので、やりたくてもできないという事もあるのでしょう。

アップグレードとは関係ありませんが、readme.htmlファイルにはこんな事が書かれています。WordPressは世界中のすばらしい人たちによってクオリティが保たれていますので、頻繁にバージョンアップしてんじゃねぇよと言わずに、感謝の言葉を述べておきましょう。ありがとうございます。

1.サーバーが対応していない

WordPressをインストールする為にはPHPとMySQLが必要となりますが、PHPとMySQLにもバージョンがあり、現行バージョンのWordPress3.2をインストールする為には、PHP5.2.4以上、MySQL5.0以上が必要となっています。

PHPのバージョンアップについては、どのサーバーでも意外と簡単に出来ますが、MySQLの場合には一度データエクスポートして、MySQLをバージョンアップさせて、インポートするという作業が必要になります。これもphpMyAdminを利用すればさほど難しい作業ではないのですが、データベースを扱うのが怖いという方も多いと思います。

サーバーが対応していない状態でアップグレードしようとしても、単に出来ないだけですので、不具合が発生するような事は無いのですが、サイトに問題が発生してアップグレードしようとした時にサーバーが対応していなかったという事にならないように、使っているサーバーで現行バージョンのWordPressがインストールできるのかという事ぐらいは認識しておいた方が良いでしょう。

2.WordPress本体の修正を行っている場合

WordPress本体のファイルを修正している場合、アップグレードの度にファイルの修正作業が必要になってきます。修正箇所が少なければ良いのです が、多い場合は大変です。これはプラグインにも同じ事が言えるのですが、WordPressはテーマ内のファイル以外はあまり修正しない方が良いように 思います。

全て自分で管理している場合には、WordPressファイルを修正したかどうかが分かると思いますが、ホームページ制作会社や知人などに作ってもらった場合には、ファイルが修正されているかが分かりませんので、注意した方が良いでしょう。

アップグレードは管理画面から簡単に行えますが、ダウングレードは簡単には行えません。何か不具合が発生した場合に対処できないようであればやらない方が良いかもしれません。

3.プラグインが最新バージョンに対応していない

これは、FirefoxやGoogle Chromeなどの拡張性の高いブラウザなどにも同じ事が言えますが、本体のバージョンアップにプラグインやアドオンが対応していないというケースも多いものです。

プラグイン開発者もお金を貰ってやっているわけではないので、自分の時間のある時にバージョンアップを行うのが一般的です。WordPressがバージョンアップした直後だと、多くのプラグインが未対応です。

バージョンが変わってもそのまま使えるプラグインが多いですが、全く機能しなくなる物もありますし、場合によってはサイトが表示されなくなってしまうかもしれません。現行のWordPressは、不具合が発生したプラグインは自動的に無効にするようになっていますが、表面に出てきていない不具合があるかもしれません。

4.テーマが対応していない

基本的にテーマは、公開された時点のWordPressで上手く表示されるようにできていますので、新しいバージョンでも同じように表示されるかはわかりません。

問題なく使える事が多いですが、デザインが大きく崩れたり、一部が表示されなくなる等の不具合も考えられますので、問題箇所が自分で見つけられないようであれば、アップグレードは難しいかもしれません。

デフォルトテーマを修正して使っている場合

WordPressには始めからいくつかのテーマが用意されていますが、そのデフォルトテーマを修正して利用している場合には、WordPressのアップグレードによってファイルが上書きされてしまう可能性があります。

テーマが格納されているフォルダ名を変更している場合には問題ないのですが、意外とそのままの名前で使用している人も多いと思います。WordPressが新しくなる事で、当然テーマファイルをも新しくなりますので、修正していた箇所が上書きされます。

手元に修正後のファイルがあって直ぐにFTPできる状態であれば良いのですが、自分で管理していない場合には対処できなくなります。多くの場合ホームページ制作会社が作ったサイトでもアップグレードした際の不具合については補償していないと思いますので、何か起きれば自己責任です。

5.あまりに古いバージョンからは最新版にしない方が良い

先日、パシのSEOブログWordPressME2.0から3.2にパワーアップさせたのですが、あまりにバージョンが古かった為、自分ではアップグレードする事が出来ませんでした。MEというのは既に存在しないタイプで、もう3年以上前のバージョンなのですが、いまだに使っている人もいると思います。

WordPressに自動アップグレード機能が付いたのが2.7からですので、それ以降のバージョンであれば、大きな問題が発生する事はないのかもしれませんが、2.7から3.2にアップグレードするのは少し怖いですね。

既に述べたとおりこまめにアップグレードする必要はないのですが、3.1から3.2などの大きなバージョンアップの時にはやっておいた方が良いように思います。ただ、バージョンアップ直後だと不具合も多いですので、少し時間を置いて3.2.1や3.2.2などが登場してからやるのが良いと思います。

その頃には多くのプラグインもバージョンアップしているでしょうから、不具合が発生する可能性が低くなります。

WordPressはアップグレードしない方が良いの?

注意する事が多すぎてこれならアップグレードしない方が良いと感じた方も多いと思いますが、自分で対処できる方は、定期的にアップグレードした方が良いでしょう。ただ、あまり知識が無い人はやらない方が良いと思います。

アップグレードしたからと言ってサイトの見た目が良くなるわけではありませんし、SEOで有利になるわけでもありません。冒頭でも述べたように大手サイトでも古いままのバージョンで使っている場合が多いように、今の状態で特に不便を感じていないのであればアップグレードの必要は無いとも言えます。

ただ、バージョンアップにはセキュリティパッチが含まれている場合があり、これについては確実にアップグレードしておいた方が良いでしょう。過去には、「何もして無いのにWordPress2.8のブログにログイン出来なくなる危険性」で紹介されているような重大な弱点が見つかった事もあります。

それでもこういった脆弱性を付いたような攻撃を喰らうサイトはほとんどありませんので、セキュリティパッチであっても適用しなくても大丈夫と言えなくもありません。実際私も3年以上アップグレードしてこなかったわけですが、特に問題は発生しませんでした。

全てが自己責任の世界のなので自分で判断するしかないのですが、アップグレードしてもしなくても不具合が発生する可能性はありますので、ある程度の知識は付けておき自分で対処できるようにしておいた方が良いでしょう。どうしようもない場合は、自分でやろうとせずにプロに任せる事をお勧めします。

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公開日:2011年8月5日
最終更新日:2013年12月4日

カテゴリー:パシのレンサバブログ

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