WordPressサイトのサーバ移転の方法

サーバ移転はやってみると意外と簡単なのですが、やった事が無い人にとっては敷居が高いのかもしれません。しかし、最近では高機能で安い料金のレンタルサーバーも増えていますので、いまだに高額なサーバを使っている場合には、移転を考えても良いと思います。

HTMLサイトのサーバ移転の場合には、新サーバにドメイン設定を行い、ファイルをアップしてネームサーバを書き換えるだけなので迷う事も無いと思いますが、WordPressサイトのようなデータベースを使っているサイトの場合、少し手順が複雑になります。

先日、私自身WordPressサイトをロリポップからエックスサーバーに移転したので、その手順をまとめておきます。

ドメイン移転を伴う場合には、WordPressサイトのドメイン移転+サーバ移転+301リダイレクトをご覧ください。

※PHPのバージョンが古い場合、最新のWordPressがインストール出来ませんので、その際は、PHPをバージョンアップしてください。

旧サーバデータのダウンロード

WordPressファイルのダウンロード

旧サーバにアップされているWordPressファイルをダウンロードします。自動アップグレードなどを行っている場合、ローカルファイルとサーバのファイルが異なっていると思いますので、必ずサーバにアップされているファイルをダウンロードして使うようにしましょう。

MySQLのエクスポート

phpMyAdminにログインし、MySQLをエクスポートします。

エクスポートするテーブルを選択し、構造の「」と「ファイルに保存する」にチェックを入れ、圧縮なし、nonで「実行する」をクリックし、sqlファイルをダウンロードします。

新サーバの設定

ドメイン設定

サーバ移転するドメインを新サーバに設定します。

MySQLの作成

WordPressを利用するためのMySQLを作成します。既に作成済みの場合には以下の作業は必要ありません。

任意のデータベース名を入力し、文字コードをUTF-8にしてMySQLの追加をクリックします。

ユーザID(ユーザ名)とパスワードを設定します。ユーザ名はデータベース名と同じでもOKです。

作成したデータベースに作成したユーザを追加します。

WordPressファイルのアップロード

旧サーバからダウンロードしたWordPressファイルのwp-config.phpを、新サーバのMySQL情報に書き換えます。修正が終わったら、WordPressファイルを全てアップロードします。

MySQLのインポート

新サーバのphpMyAdminにログインし、旧サーバからエクスポートしたsqlファイルをインポートします。エックスサーバの場合、最長205kkibという記述がありますが、205kまでのsqlファイルしかアップできないというわけではありません。(kib=1,024バイトなので、205k×1024=約210M)

これでサーバ移転作業は完了となりますが、新サーバにアップしたサイトの動作確認を行う必要があります。この時点でDNS設定を行っても良いのですが、仮に新サーバにアップしたサイトが不完全の場合、サイトが表示できない事態に陥ってしまいますので、DNS設定を行う前に新サーバでサイトを確認しておきます。

hostsの書き換え

自分のパソコン(ブラウザ)だけ新サーバにアクセスできるようにする為には、Windowsのhostsファイルを書き換える必要があります。

C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts

hostsファイルを開いて、最後に「新サーバのIPアドレス (半角スペース) ドメイン名」を追加して保存します。IPアドレスが分からない場合はホスティング会社に問い合わせてください。

Windows Vistaと7の場合、デフォルトではhostsファイルが書き換えられないようになっていますので、保存できなかった場合には、Windows7のhostsファイル書き換え方法をご覧ください。

サイトの動作確認

hostsファイルを書き換えて、ブラウザを再起動させ、移転を行うドメインにアクセスすれば、新サーバに繋がるはずです。サーバのドメイン設定が完了していない場合、アクセスできない可能性がありますので、その際は時間を置いてから試してみましょう。

新サーバでサイトの動作確認を行い、問題が無ければ以下のDNS設定に進みますが、問題がある場合には修正してください。DNSを変更しない限り、自分以外の人は旧サーバにアクセスしていますので、時間をかけて修正しても大丈夫です。

サイトが上手く表示されない場合の原因としては、旧サーバからのMySQLのエクスポートや新サーバへのインポートが不完全という事が考えられます。仮のindex.htmlをアップして、問題なくサイトが表示されればサーバ設定自体はOKですので、WordPressファイルの見直しなどを行いましょう。

DNS(ネームサーバの書き換え)設定

新サーバでの動作確認が終了したら、DNS(ネームサーバの書き換え)設定を行います。

上図はムームードメインの画面ですが、どのドメイン業者サイトでもたいして設定方法は変わらないと思います。

エックスサーバーの場合は、こんな感じになります。

ネームサーバー1    ns1.xserver.jp
ネームサーバー2    ns2.xserver.jp
ネームサーバー3    ns3.xserver.jp
ネームサーバー4    ns4.xserver.jp
ネームサーバー5    ns5.xserver.jp

以上で、サーバ移転作業は完了となります。

hostsファイルに追加したIPアドレスとドメイン名の記述を削除して、サイトが表示されるようになるまでしばし待ちましょう。ここで注意しなければいけないのが、DNSが浸透するまでに数日間かかる場合があるという事です。

自分のパソコンからは新サーバにアクセスしてサイトが表示されていても、他の人は旧サーバにアクセスしているかもしれません。検索エンジンのクローラも含め、数日間はどちらのサーバに繋がるかわからない状態ですので、DNSが完全に浸透するまでは旧サーバからデータを削除してはいけません。

1週間もすれば間違いなく全ての人が新サーバにアクセスしていますので、1週間ほど経ってから旧サーバのデータを削除すれば良いでしょう。この際、解約も忘れずに行います。

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公開日:2011年4月25日
最終更新日:2013年12月4日

カテゴリー:パシのレンサバブログ

コメント

コメント

  1. スズキ より:

    ほんと助かった気分です。
    身内のワードプレスの引越しを頼まれ、移転予定のサーバーの移転マニュアルを読んだり、いろいろ調べましたが、初心者とって、DNS関連、hostsの関連がいまいちわからず、迷っておりましたが、こちらの丁寧な記事でなんとか引越しできる気がしてきました。こちらで紹介されているレンタルサーバの情報を参考にさせて
    いただき、引越ししようと思います。

  2. パシ より:

    ブログをご覧頂きありがとうございます!
    役に立ったのであれば幸いです^^


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