サーバー停止等のリスクを考えてレンタルサーバーを分散する

最近のレンタルサーバーはマルチドメインに対応しているのが一般的で、1つサーバーを借りれば複数のドメインを設定することができます。設定できるドメインの数はサーバーやプランによって変わってきますが、無制限になっている事も珍しくありません。

無制限というこは、物理的には何百、何千というドメインでも設定できることになります。仮に100サイトを異なるドメインで展開する場合でも、サーバーを1つ借りれば良い事になります。

ただ、実際には大量のドメインでサイトを運営しようとすると色々な問題が出てきます。

こういった事を考えると、1つのサーバーである程度サイト数をセーブした方が良いのかもしれません。あくまで沢山のサイトを運営する人の場合ですが、1つのサーバーに詰め込みすぎると後で問題が発生する可能性があります。

503エラー

ドメイン数が多くなれば全体でのアクセス数も増えるはずです。1サイトで1日何万PVも稼ぎ出すサイトもありますが、一般的なサイトは数十~数千だと思います。仮に1日100PVだとしても100個サイトがあれば1万PVです。

1日1万PVぐらいであれば多くのサーバーが耐えられると思いますが、場合によっては503エラーが頻発するかもしれません。

503エラーが出るということは、そのページヘ訪問してくれるはずのユーザーを取りこぼすことになります。すぐにリロードした時に繋がったり、時間を空けて再度訪問してくれれば良いですが、一度503エラーが表示されただけで、二度と訪問してくれない人も多いです。

特にWeb初心者の場合、503エラーの存在や意味を理解していませんので、このサイトは存在しないと感じたり、良くわからないけど怖いからもう行かないと判断されてしまうかもしれません。

転送量オーバー

転送量もアクセス数が多くなるとオーバーする可能性が出てきます。転送量の計算方法については、「データ転送量とは」をご覧ください。

アクセス解析のアクセス数とサーバーの転送量の関係」でも書いたように、サイトやページの作りによっても転送量は変わってきますが、転送量をオーバーすると制限が加えられたり、プラン変更を勧められる可能性があります。

サーバー別転送量の目安

サーバー名 転送量 容量 月額料金
ヘテムル 1200G 150G 1500円
エックスサーバー 1500G 200G 1000円
X2サーバー 1500G 100G 1800円
シックスコア 1500G 50G 1800円
ロリポップ 300G 60G 500円
さくらのレンタルサーバ 2400G 10G 500円
ファイアバード 200G 50G 500円
ロリポップ 150G 30G 250円
ミニバード 100G 30G 250円

基本的には転送量が100Gもあれば十分なのですが、アクセス数が多いサイトや画像などを多用しているサイトの場合、意外とすぐに目安の転送量に達してしまいます。

転送量をオーバーしても直ぐに制限が加えられるサーバーは少ないですが、オーバーした状態が続くと制限が加えられる可能性が高くなります。

当サイトでも使っているエックスサーバーは、転送量が1500G、ディスク容量が200Gの割に料金が安く重宝しています。格安レンタルサーバーで1500Gのサーバーはほとんどありません。

メモリ容量オーバー

転送量や容量に問題がなくてもメモリ容量が低いサーバーの場合、負荷がかかり過ぎることでエラーが出る可能性があります。

共用サーバーを借りる時にあまりメモリを気にしている人はいないのですが、複数サイト運営している場合には、メモリ使用量オーバーの可能性も出てきます。

さくらのレンタルサーバのように、同じプランでも契約した時によってメモリ容量が異なるサーバーもありますので、昔契約したプランの場合には注意が必要です。私が500エラーが頻発したサイトは、さくらのレンタルサーバで2009年頃借りたものでしたが、メモリが2Gしかありませんでした。

アカウント停止時の問題

»サーバーへの不正アクセスで海外へ大量のスパムメールを送信しアカウントが凍結される

これは、私自身初めて経験したことで、かなり焦ったのですが、サーバーへ不正アクセスがあり、スパムメールを大量送信するプログラムを仕込まれてしまいました。

このような状態になった時の対応方法は、サーバーによっても変わってきますが、エックスサーバーの場合は、問答無用でアカウント停止になります。アカウントが停止されると、そのサーバーで運用している全てのサイトが閲覧できなくなります。

サーバーの安全性や他のユーザーへの影響を考えての処置ですので、こういった事を行うサーバーは信頼出来ると言えるのですが、アカウントが止められてしまった側のダメージは計り知れません。

アカウントが停止されることは滅多にないと思いますが、これを機に私はサーバーを分散するようになりました。今では多くても1サーバー5サイトまでにしています。容量的にはまだまだ入れられますが、止められた時のリスクを考えて分散するようになりました。

アカウント停止処置でなくても、サーバー側のトラブルなどで全サイトアクセスできなくなる事もありますし、沢山のサイトを運営するのであれば、ある程度サーバーは分散しておいたほうが良いと思います。

管理人イチオシのレンタルサーバー

当サイトでも使っているエックスサーバーは、ディスク容量が200Gと大きく、MySQLが50個まで使えますので、1つの契約でいくつものサイトを運営することができます。

転送量が月2,000G、メモリ192Gと他の格安サーバーでは見られないスペックとなっており、アクセス数の多いサイトや複数のWordPressサイトを運営するのにも向いています。

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